こんにちは、リョウマです。
今回はパ・リーグの新人王を予想します。
目次
新人王有力候補
西武 平良 海馬
平良投手は2017年ドラフト4位で西武に入団した、高卒3年目のピッチャーです。
173cmながら100㎏という立派な体から、最速160km/hのストレートを投げます。ストレートだけでなく、スライダーとチェンジアップのキレも素晴らしく、「パーソル パ・リーグTV」公式YouTubeでも紹介されていました。そんな平良投手の愛称は男梅だそうです(笑)
こちらが平良投手の今年の成績です。
登板 | 勝 | 敗 | ホールド | 防御率 | 投球回 | 三振 |
54 | 1 | 0 | 33 | 1.87 | 53 | 62 |
防御率1.87! 高卒3年目20歳でこの数字です。昨年は24イニングで23奪三振だったので、奪三振力もあがってますね。
もうすでに素晴らしいピッチャーですが、これからの更なる成長が楽しみです。日本代表入りも有力ですね。
楽天 小深田 大翔
小深田選手は2019年ドラフト1位で社会人から楽天に入団した、1年目の内野手です。神戸国際大付→近畿大→大阪ガスと関西の名門チームでプレーしてきました。
一塁到達3.8秒台をマークする俊足が武器です。メインはショートですが、セカンドやサードも守れます。168cmと小柄ながらも思い切りのある打撃をします。
こちらが小深田選手の今年の成績です。
試合 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 出塁率 | 長打率 | OPS |
112 | .288 | 3 | 31 | 17 | .381 | .364 | .745 |
ルーキーとは思えない立派な成績です。打撃が対応できるかどうかと思っていましたが、打率.288と素晴らしい数字です。二塁打16本、三塁打3本、本塁打3本と長打を打ててる点も評価できますね。自慢の足でもアピールし、17個の盗塁を決めました。
小深田選手とイメージが被るのが、西武の源田 壮亮選手です。同じくショートで、1年目に素晴らしい数字を残し、新人王を獲得しています。
こちらが源田選手の1年目(2017年)の成績です。
試合 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 出塁率 | 長打率 | OPS |
143 | .270 | 3 | 57 | 37 | .317 | .351 | .669 |
小深田選手の成績とかなり近い数字です。このことからも、小深田選手は新人王有力だといえます。
健闘した選手
ここでは、その他4球団の新人王有資格者で健闘した選手をピックアップします。
ソフトバンク 泉 圭輔
泉投手は2018年ドラフト6位でソフトバンクに入団した、大卒2年目のピッチャーです。
187cmの長身から投げ込む伸びのあるストレートが持ち味です。きれいに真上から投げるので、角度がついて非常に打ちにくそうです。
こちらが泉投手の今年の成績です。
登板 | 勝 | 敗 | ホールド | 防御率 | 投球回 | 三振 |
40 | 0 | 1 | 8 | 2.08 | 34.2 | 28 |
今年は全てリリーフでした。防御率2.08と安定しています。来期は勝利の方程式を担うくらいのピッチングが見たいですね。
ちなみに乃木坂46のファンで、登場曲に「Route246」「僕の衝動」などの曲を使用しています。私もAKBにハマっていたことがあるので、個人的にめちゃくちゃ応援したくなりました(笑)
ロッテ 安田 尚憲
安田選手は2017年ドラフト1位でロッテに入団した、高卒3年目の選手です。
大阪の名門履正社高校出身で、高校通算65本塁打放ちました。同学年の清宮選手とともに「東の清宮、西の安田」と呼ばれていました。主にサードを守っています。
こちらが安田選手の今年の成績です。
試合 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 出塁率 | 長打率 | OPS |
113 | .221 | 6 | 54 | 2 | .326 | .321 | .647 |
大きく飛躍しましたね。打率や本塁打はこれからというところですが、54打点もあげたことは素晴らしいです。また今シーズンは主に4番で起用され、非常に大きな経験を積めたのではないでしょうか。
クライマックスシリーズ(CS)では敗れたもの、第1戦ではソフトバンクのエース千賀投手からホームランを打つなど存在感を見せつけました。また第2戦では、同じく有望株の藤原選手とともに猛打賞を記録するなど、やはりスターだなと思います。
このCSでロッテが好きになっちゃいましたね。それぐらいこの二人の活躍には心が躍らされました(平沢選手も待ってます‼)。
来期は4番で全試合出場し、同学年のヤクルト村上選手に負けないぐらいの選手になって欲しいです。
日本ハム 野村 佑希
野村選手は2018年ドラフト2位で日本ハムに入団した、高卒2年目の選手です。
先ほどの安田選手と同じく高校時代から注目されていた選手です。高校2年生での夏の甲子園では、4番一塁手として花咲徳栄高校を全国制覇に導きました。長打力が一番の魅力で、内角のさばき方に自信を持っています。主にサードを守っています。
こちらが野村選手の今年の成績です。
試合 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 出塁率 | 長打率 | OPS |
21 | .257 | 3 | 18 | 0 | .276 | .473 | .749 |
長打力が際立っていますね。74打数で3本塁打ですので、本塁打率は24.7となり、約25打数で1本ホームラン打つ計算となります。今年の規定打席が372打席なので、これにあてはめると年間15本打つ計算になります。実際はもう少し打席に立てるので、年間に20本以上は打てるのではないでしょうか。
将来的には、万波選手、清宮選手とともに日本ハムのクリーンナップを担って欲しいですね。
オリックス 大下 誠一郎
大下選手は2019年育成ドラフト6位で入団した、大卒1年目の選手です。今年の9/14に支配下選手となりました。育成ドラフトで入団した選手が、1年目に支配下登録されるのは大下選手が初めてだそうです。
171cmと上背はないですが、89㎏と立派な体格です。持ち味は長打力と、守備の安定感です。
試合 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 出塁率 | 長打率 | OPS |
32 | .216 | 2 | 9 | 0 | .314 | .352 | .666 |
プロ初打席でホームランを放つ衝撃のデビューをしました。コンパクトなフォームから長打を打つので、パンチ力という言葉がふさわしいですね。外野手登録ですが、ファースト、サードで起用されました。
なんとなく近鉄戦士っぽさを感じます(笑)登場曲は嶋大輔の「男の勲章」です。
3 まとめ
パ・リーグの新人王候補を紹介しました。
その中でも私の新人王予想は…
平良投手です‼
理由としては高卒3年目で54試合に登板し防御率1点台ということ。また、最速160km/hを記録したインパクトが強いからです。あと、映像で実際に平良投手の投球を見ると凄味がわかります。ぜひYouTubeで確認してみてください。
平良投手以外の選手も、特徴があって成長が楽しみです。飛躍を楽しみに来シーズンを待ちましょう。
ありがとうございました!